開業準備で必要な事務用品とは?印鑑、名刺は忘れずに!
開業してオフィスを構える場合、机とイスがあれば仕事ができるわけありません。
電話やコピー機、パソコンといったOA事務機器はもちろん、文房具などの事務用品も必要になってきますよね。
中でも、忘れてはならないのが「印鑑」です。
そこで今回は、開業準備で必要と思われる「印鑑」を含めて事務用品を、参考までに一通りラインナップしてご紹介いたします。
目次
1、開業準備で必要になる事務用品紹介!印鑑は忘れずに!
今まで事務職として働いていた方が開業する場合は、何となく必要な事務用品のイメージが浮かんできそうですが、初めてオフィスを構える方は何を準備すれば良いのか見当もつきませんよね。
そこでここからは、必要になると思われる事務用品をラインナップしておきますので、ぜひ参考にご覧ください。
各種印鑑
個人事業主で開業する、または正式な株式会社(法人)で開業する、どちらの形態でも一般的に4種類の印鑑を準備します。
◆実印
会社の代表印を届けるときや、登記申請するときに代表者の実印が必要。
印鑑自体の規則はないものの、直径18mm程度の丸印が一般的です。
◆代表者印
印鑑の中で一番使用頻度が高く、他人の目にふれることが多いので、しっかりした物を作っておくことをおすすめします。
会社の登記申請、税務署などの役所への届出でも必要になります。
◆銀行印
銀行口座を開設する際に必要になり、代表者印よりも少し小さめのものを準備するのが一般的です。
◆ゴム印
ゴム印は、様々な書類の署名欄に手書きで記入する代わりに使われ、見積書や契約書、請求書など幅広く利用します。
基本的に「住所」、「会社名」、「代表者役職」、「代表者名」、「TEL・FAX」を入れます。
名刺
名刺も開業にあたっては必須のもの。基本は自由に作れますが、受け取った相手にインパクトを与えるようなデザインがベストです。
最近は、顔写真やQRコードなどを入れている方が多くなっています。
また、会社名やオフィス名を考えるとき「ロゴマーク」も合わせて作って、名刺や後の封筒に入れておきます。
ロゴマークを作るポイントは、色や形がバランスよく配置されていた方が、人の記憶に残りやすいと言われています。ただし、あまり奇抜なデザインは避けた方が良いでしょう。
封筒
名刺とともに、会社名やオフィス名が入った封筒も準備しておくと後々便利に利用できます。
封筒のサイズには以下のように多くの種類はあります。
◆定型封筒
- 長形3号・洋形長3号(A4判三つ折のDMが入る大きさ)
- 長形4号(一般的なサイズ)
- 洋形2号(A4判の用紙を縦横四つ折にして入れるのに適した大きさ)
- 洋形3号(はがきサイズのカードなどを入れるのに適した大きさ)
- 洋形4号(A4判三つ折のDMが入る大きさ)
◆定型外封筒
- 角形1号(B4判の用紙が折らずに入る大きさ)
- 角形2号(A4判の用紙が折らずに入る大きさ)
- 角形3号(B5判の用紙が折らずに入る大きさ)
以上の中から必要に応じて用意しておきましょう。
その他文房具など
あとは必要に応じて、各種文房具を用意すれば事務用品は問題ないでしょう。
文房具などは、Amazonや楽天などのインターネット通販で購入すると、低コストで迅速に購入できるのでおすすめです。
◆筆記用具
ボールペン/黒・赤マジック/鉛筆/シャーペンとHB替え芯/蛍光ペン など
◆ファイル類
A4サイズのフラットファイル(3~5色)/キングジムなどのパイプ式ファイル/クリアファイル など
◆事務用備品
はさみ/カッター/カッティングマット/消しゴム/のり/ホッチキスと針/セロテープ/修正テープ/各種付箋/穴あけパンチ(大・小)
ゼムクリップ/ダブルクリップ/単三・単四電池 など
◆慶弔用品
筆ペン/祝儀袋/香典袋 など
◆荷造り用品
ガムテープ/ビニール紐 など
以上、簡単にご紹介しましたが、これだけ準備できれば仕事をする上で問題ないでしょう。
2、まとめ
開業してオフィスを構えるにあたり、机やイス、OA機器といったものの他に、事務用品も当然必要になります。差しあたって、印鑑、名刺、封筒の3点は開業に合わせて事前に準備に取りかかっておきましょう。
その他の事務用品については、ネット通販や事務用品を専門に扱っている業者も多いので、業務に支障がでないように一通りは揃えておきたいですね。