開業準備は集客を意識した広告作りが重要!
開業するということは、好きな仕事ができるのはもちろん、儲けるのが最大の目的ですよね。
開業して毎月売れ上げがなければ、いくら理想が高くても維持できなくなり、すでに倒産してしまいます。
そうならないためには、開業の準備段階でしっかりした広告を作って、自分のビジネスを世の中に知ってもらう必要があります。とはいっても、初めて開業するという方は、どんな広告を作ってどのように広めていくのか見当もつきませんよね。
そこで今回は、開業準備で有効な広告について詳しくご説明いたします。
目次
1、開業準備で有効な広告とは?
開業するにあたって、まずは事業計画の段階である程度の方針を決めます。
その際、どのような広告を作成して集客していくのか、開業したあとの売り上げに関わるのでしっかり検討しておく必要があります。
しかし、広告を作れたいけど、どんな広告を作ればよいのか?
基本的に広告には、
- マス広告
- インターネット広告
- SP広告(セールス・プロモーション広告)
と、大きく3つのタイプがあります。
まず、マス広告とは、TV、ラジオ、新聞、雑誌の4媒体に載せる広告を指し、これは予算があればできるものの現実的には無理ですよね。そこで、新たに開業するにあたって広告を作るなら「インターネット広告」と「SP広告」の2つのタイプが有効です。
ちなみに、SP(セールス・プロモーション広告)とは、後で詳しく説明しますが、DM、折り込み、屋外、交通、POP、電話帳などの広告を指します。
また、開業準備で必要になる広告宣伝費は、開業費に含めることが可能。開業に関わる広告費であれば開業費の範囲内として扱われます。
2、インターネット広告の種類と利用するメリット
今では老若男女問わず利用するインターネット。
インターネット広告とは、インターネット上のWebサイトやTwitterなどのソーシャルメディア、アプリやメールなどに広告を配信するタイプの広告です。
そこで、インターネット広告を活用する場合は自社のホームページの作成が先決。
しかし、制作会社に依頼するとある程度の費用が必要になり、簡単な文章の変更でも別料金が発生しますが、比較的簡単に操作が出来るWordPressで制作してもらい、自分達でも追加・更新できるようにできればベストです。
それでは、代表的なインターネット広告の種類と作り方をご紹介いたします。
リスティング広告
リスティング広告とは、PPC広告とも呼ばれますが、GoogleやYahoo!といった検索エンジンで検察したとき、検索結果の上部に表示される広告。基本的にキーワードを選んで広告が配信できるので、そのキーワードで検索しているユーザーが興味を示してクリックすれば、自分のサイトに効率的に集客ができるメリットがあります。
リスティング広告を提供しているのは、GoogleとYahoo!の2つ。広告を配信したいときは、2つの事業者の管理画面アカウントを取得すれば配信できるようになります。
費用についてはリスティング広告の場合、配信した広告がクリックされる度に広告費が発生する「クリック課金方式」を採用し、一切クリックされなければ費用は1円も発生しません。
ソーシャルメディア広告
ソーシャルメディア広告とは、Facebook、Twitter、Instagram、LINEなどの媒体に広告を配信することで、自分の製品やサービスを広げていく広告手法になります。
ソーシャルメディア広告の特徴は、利用するユーザーは、自分の基本的なプロフィール(年齢や所在地域、学歴など)を入力しているもの。
そのため、その情報に合わせて細かくターゲットを設定できるメリットがあり、費用についてはクリック課金方式の他に、インプレッション課金方式、エンゲージメント課金型などが存在します。
開業するにあたっては、以上の2つの広告が効果的です。
その他にも、アフィリエイト広告やバナー広告、動画広告といった方法もあるので、開業してある程度軌道に乗ってきたら、再度広告の配信を検討するようにすれば、らに集客に繋がるではないでしょうか。
3、SP(セールス・プロモーション)広告の種類と利用するメリット
SP(セールス・プロモーション)広告とは、
- DM(ダイレクトメール)
- 折り込みチラシ
- 屋外広告
- フリーペーパー
- 交通広告
- POP(商品などの説明を行う店内広告)
など、実際に売上を促進するための広告を指します。
この中では、「DM(ダイレクトメール)」と「折り込みチラシ」が最も効果的。よくご存知の方は多いのではないでしょうか。
DM(ダイレクトメール)は、ターゲットとなる顧客に対してチラシ、パンフレットなどの印刷物とメッセージを配送する方法。一方の折り込みチラシは、新聞に織り込まれるチラシを指し、新聞販売店を介して届けられます。
どちらも集客に有効な手法になれますが、DM(ダイレクトメール)は主にリピート率を高める目的として使用され、折り込みチラシは配達地域を決められるためエリアを限定して配布ができます。
費用面については、DMはデザインなどにこだわるため全体的にコストが上がりやすい傾向がある一方、折り込みチラシは広告の配布までの期間が短く比較的安く制作できます。
4、まとめ
開業しても集客して売上を出さなければ、事業を継続することはできません。
そのためには、開業準備の段階でしっかり広告戦略を決めて、的確に実施しておくことが成功の秘訣です。
今回は、インターネット広告とSP(セールス・プロモーション)広告の2つのタイプ広告をご紹介しましたが、すべての広告を配信するのは予算的に厳しくなってしまいます。
そのため、開業する業種によって上手に使い分けないと、せっかく広告を配信しても効果が得られないことも考えられます。現代はインターネット社会なので、まずは自社のホームページを作ることから始めてみてはいかがでしょうか。